はじめに
みなさんこんにちは!Mojikoです!
人混みや大きな音、慣れない環境や人間関係に、どっと疲れてしまう…。
そんなとき、「なんで自分はこんなに疲れやすいんだろう」と感じたことはありませんか?
もしかしたら、それは「HSP(Highly Sensitive Person)」という気質に関係しているかもしれません。
HSPとは、音や光、人の感情など、さまざまな刺激を人一倍敏感に受け取りやすい気質のことです。
医学的な病気ではなく、生まれ持った気質のひとつです。
私自身、HSPの気質を持っていて、日常の小さな刺激や人とのやりとりだけでもぐったりしてしまうことがあります。
でも、そんなときに“自分を守る道具”があると、ほんの少しだけ心と身体が軽くなったり、「大丈夫、また頑張ろう」と思えたりするんです。
今回はそんなアイテムの中でも特にオススメな「ノイズキャンセリングイヤホン」の紹介と活用法についてお話ししたいと思います。
刺激に敏感で疲れやすい方を少しでも癒すことができたら嬉しいです!
第1章:HSPが感じやすい「音ストレス」とは
HSP(Highly Sensitive Person)は、周囲の刺激に対してとても敏感な気質を持っている人のことを指します。特に「音」に対する敏感さを感じている方は多く、日常生活の中で知らず知らずのうちに大きなストレスになっていることもあります。
たとえば、
- 電車のブレーキ音や車のクラクション
- カフェでのざわざわした話し声や食器の音
- スーパーや家電量販店などのBGMの音
こうした「普通に生活していれば当たり前」の音が、HSPの人にとっては頭の中に直接響いてくるような感覚だったり、心がザワザワして落ち着かなくなってしまうことがあります。
私自身も、通勤中の雑音や人の話し声、車のアクセル音などに神経がすり減ってしまい、帰宅するころにはヘトヘト……ということが何度もありました。
「音に疲れる」ってどういうこと?と自分でも最初はよくわかりませんでしたが、静かな場所に行くとホッとする感覚から、「ああ、ずっと気づかないうちに無理していたんだ」とわかるようになりました。
「そんなに気にしすぎじゃない?」と言われることもありますが、HSPにとっては“音”が本当に負担になることもあるのです。
だからこそ、無理に慣れようとするのではなく、「どうやって音と付き合っていくか」を考えることがとても大切になります。その方法のひとつが「ノイズキャンセリングイヤフォン」です。
第2章:HSPの私が感じたノイキャンイヤフォンの効果
初めてノイズキャンセリングイヤフォンをつけたとき、「あ、静かなのっていいな……」と感じました。完全な無音というわけではないけれど、耳にまとわりついていた空調音や車の走行音、街中のざわざわした話し声がすっと遠ざかるんです。
私はHSP(Highly Sensitive Person)で、日常的に音に対して敏感です。誰かの話し声、近くの工事の音、電車のアナウンス…それらがずっと耳に入ってきて、気づけばぐったりしていることがありました。特に外出時やカフェなどのにぎやかな場所では、ずっと緊張状態です…。
そんな私にとって、ノイズキャンセリングイヤフォンは「外の刺激と自分の間に境界線を引いてくれる存在」になりました。
特に重宝しているのは通勤時間です。歩いている時って人を気にしすぎて歩いてしまうんですよね。
もちろん人や車にぶつかったら危ないので注意して歩くのですが、遠くの自転車の「キキーッ」というブレーキ音が聞こえるだけでも「ハッ」としてしまうんです(笑)
ノイズキャンセリングしていると、気配を察知しにくくはなりますが、そこは目視で人や車を確認し、「音」に関しては気にしなくて良くなります。
それに電車の中も混んでいると、ただでさえ人を気にするので緊張状態になります。そんな時には音楽を流して自分に集中します。そうすると好きな動画を見るもよし、勉強するにせよ集中して自分の時間を大切にできます。
日々忙しい毎日、自分の時間ってなかなか取れませんよね。スキマ時間を有効に使いたい。自分の世界に入って周りの目を気にしなくなるので、好きなことだってしやすいです。
何をしたって自由、リラックスしていていいんです。
あとは疲れている時はリラックス音楽、頑張りたい時は元気な音楽を聞いたりとクリアな音楽に没頭することで、リフレッシュすることもできます。
知らない不慣れな場所に行った時もいつも聞いている音楽を流していれば、安心感が持てます。歩いている間は音楽に没頭すると危ないので、ノイズキャンセルだけ使っている場合も多いですが。
このように電車の中や街中を歩いているとき、雑音を少し遮るだけで、心の余裕がぐんと増えました。自分を守る“バリア”のようなものを持てたことで、「疲れやすい自分」への対処法が一つ見つかったように思います。
もちろん、すべてのHSPさんに同じ効果があるとは限りません。でも、少なくとも私にとっては、「音に敏感な自分を責めなくていいんだ」と思わせてくれるきっかけになったのです。
第3章:おすすめのノイズキャンセリングイヤフォン【3選】
ここでは、私が実際に使ってきたノイズキャンセリングイヤフォンを3つご紹介します。
すべてワイヤレスタイプのものを選びました。
コードの煩わしさがないだけで、身軽になりますし、HSPの繊細さんにとっては「気にすること」が減るのはとても大切なポイントだと思います。小さなストレスを避けることが、日々の疲れを減らすことにつながります。
今回は、静音性と音質のバランスを重視して選んだ3製品です。
どれも実際に使ってみて良かったものばかりなので、ぜひ参考にしてみてください。
「イヤフォンとヘッドフォン、どっちが自分に合っているんだろう?」と迷っている方は、以下の記事もご覧ください。
→「イヤフォンとヘッドフォン、どっちがいい? 使い分けと選び方」(準備中です)
私はSONYのイヤフォンとヘッドフォンの両方を愛用していて、それぞれの特徴や使い分け方もまとめています。選ぶ際のヒントになるかもしれません。
SONYワイヤレスノイズキャンセリングイヤホン WF-1000XM5
今、私が愛用しているのはこのイヤフォンです。この商品のいいところは、とにかく音質が良いこととノイズキャンセリング性能が優れているところです。数年前のモデルですが、性能は十分ですし価格も少し下がってきているのでお勧めです。
Echo Buds (エコーバッズ) 第2世代 – アクティブ ノイズキャンセリング 付き完全 ワイヤレスイヤホン
できるだけ低予算で買いたい!という方にはこちらのAmazonのエコーバッズをお勧めします。私は以前こちらを使っていましたが、接続の安定感が素晴らしかったです。音質も特に気になるほど悪くはないですし、動画視聴などメインでイヤホンを使っている方には良いと思います。
Bose QuietComfort Earbuds II ワイヤレスイヤホン Bluetooth ノイズキャンセリング
BOSEのイヤホンは、とにかくノイズキャンセリングが強力です。ですのでとにかく静かに過ごしたい方にはこちらをを薦めします。
おわりに
周囲の音に敏感で、外に出るだけでもぐったりしてしまう──そんなHSPの私にとって、ノイズキャンセリングイヤフォンは“安心できる空間”を持ち歩けるアイテムになりました。
もちろん、イヤフォン1つで全てが解決するわけではありませんが、「ちょっと楽になる」「もう少しだけ頑張れそう」と思える小さな支えになることもあります。
音の刺激で疲れやすい方にとって、自分の心と体を守る手段のひとつとして、ノイズキャンセリングイヤフォンをぜひ検討してみてください。
これからもHSPとしての日々を少しでも快適に過ごせるようなアイテムや工夫を紹介していきます。
ここまで読んでくださり、どうもありがとうございました!
この記事があなたのお役に立てたら幸いです。